PR会社選びでよくある質問。業務内容・広告代理店との違い・費用面などを解説

PRに力を入れたいと考えてはいるものの、いざPR会社を探し始めると、具体的な業務内容・代理店との違い・費用面など、さまざまな疑問が湧いてくるのではないでしょうか。とくに、初めて外部へ依頼する場合、何を基準に選び、どう準備を進めれば失敗しないのか、判断に迷うことも多いはずです。
そこで、本記事では、PR会社選びで多くの企業が直面する「よくある質問」にお答えします。
●Q:PR会社と広告代理店の違いは何ですか?
◯A:主な違いは、費用の使い道と情報の伝わり方です。PR会社は、メディア・ユーザー・社会との関係構築やファン化を支援し、第三者目線での客観的な情報発信を目指します。一方、広告代理店は広告枠を提供し、自社が伝えたいメッセージを直接ユーザーに届ける手法をとります。
●Q:PR会社は具体的にどのような業務を行ってくれますか?
◯A:中長期的な広報戦略の立案から、プレスリリースの作成と配信・メディアリレーションズ・SNSやオウンドメディアの運用・PRコンテンツの制作・イベント運営・実施後の効果測定など、幅広いサポート内容があります。PR会社によって得意領域やどこまでを対応範囲としているかは異なります。
●Q:よいPR会社を見極めるポイントは何ですか?
◯A:自社と近い業界での実績があるかどうかだけでなく、提案が自社向けにカスタマイズされているかを注視しましょう。また、レスポンスの速さ・担当者の当事者意識・できないことやリスクも正直に話してくれる誠実さがあるかどうかもポイントです。
●Q:PR会社の実績を見るとき、どこをチェックすべきですか?
◯A:有名メディアへの掲載実績やPR戦略の成功実績だけでなく、その成果に再現性があるかを確認しましょう。適切な委託先を見つけ、PRを成功につなげるためには、自社のビジネスモデルや業界に応用できる手法・事例が含まれているかという視点でチェックすることが大切です。
●Q:PR会社に依頼するデメリットはありますか?
◯A:主なデメリットは、毎月の固定費用が高額になりやすい点です。また、PRT会社に任せきってしまうと、自社内に広報・PRノウハウが蓄積されないデメリットもあります。ノウハウ蓄積を踏まえた体制を提供するPR会社もあるため、依頼の目的とマッチしているか、事前に確認しましょう。
●Q:契約期間はどれくらいが一般的ですか?
◯A:PR施策が定着し、継続的な成果が出るまでには1〜3年ほどかかるのが一般的です。そのため、最低契約期間は3か月〜半年に設定されているPR会社が多く見られます。PRの効果は積み重ねによって現れるため、一定の期間を見込んでおく必要があります。
●Q:PR会社を比較するとき、何社くらいから話を聞くべきですか?
◯A:まずは3社程度を比較検討するのがおすすめです。企業の規模感や得意とする領域が異なるPR会社をバランスよく比較することで、それぞれの強みや費用の相場感が見えてきます。

●Q:小さい会社・スタートアップでも依頼できますか?
◯A:もちろん依頼可能です。ただし、PR会社によって大手企業が得意な場合もあれば、中小企業に特化している場合やスタートアップ支援に強い場合などがあります。過去の実績欄で自社と同等の企業規模やフェーズでの成功事例があるかを確認しましょう。
●Q:自社でPRをやるのとPR会社に頼むのとの違いは何ですか?
◯A:プロのPR会社を活用する強みは、即戦力となる人材やノウハウを活用できる点にあります。また、PR会社と連携をすることでリソース不足が解消できるという側面も持つため、スピーディーに成功につながる広報・PRを実施できます。
●Q:自社の広報担当者がいない状態でもPR会社に依頼できますか?
◯A:依頼可能です。ただし、完全に任せてしまうのはおすすめできません。社内情報の共有や最終ジャッジを行う窓口が最低1名は必要です。はじめは専任でなく、他業務との兼任でも問題ありません。
●Q:PR会社への依頼で確実にテレビや新聞に掲載される保証はありますか?
◯A:残念ながら100%の掲載保証はありません。報道や掲載の決定権は、PR会社ではなくメディア側の記者やディレクターにあります。どんなに優れたPR会社であっても、露出を約束することができない点には注意が必要です。
●Q:SNS運用や広告もPR会社にお願いできますか?
◯A:対応可能なPR会社もあります。しかし、対応可能かどうかだけでなく、実際にSNSや広告運用で実績のある専門性の高い人材を担当につけてもらえるかどうかによって成果に差が生まれます。依頼前に確認しましょう。
●Q:業界特化型と総合型、どちらのPR会社を選ぶべきですか?
◯A:どちらにも独自の強みがあります。特化型は特定ジャンルに強く、総合型は幅広い施策展開や異業種へのアプローチに長けています。自社の業種やターゲット、達成したいPR目的に合わせて最適なタイプを選択することが大切です。
●Q:成果報酬型で依頼することは可能ですか?
◯A:成果報酬型のプランを提供する企業もあります。ただし、固定費がある案件が優先されやすくなり、成果が出にくいという声も聞かれます。そのため、初期費用がかからないという理由だけで成果報酬型のPRに依存してプロジェクトを進めるのは、成果が出ないまま時間だけが過ぎていくリスクが高いと言えます。
●Q:費用の違いで何が変わりますか?
◯A:費用によって変わるのは、主にアサインされる人材のクオリティや体制の厚みです。費用をかけるほど、経験豊富なプランナーが専任でついたり、優秀なディレクターのもと複数名のチーム制で手厚く実行支援を行ったりする傾向があります。

●Q:PR会社に依頼する前に自社で準備しておくべきものは何ですか?
◯A:担当者により深く自社のことを理解してもらうため、会社概要や製品・サービスの基本資料を用意しておきましょう。加えて、「認知度を上げたいのか」「採用を強化したいのか」といった、広報・PRを通じて解決したい経営課題やゴールをなるべく明確に言語化しておくことが重要です。目的設定がむずかしい場合は抽象的な内容でも構いません。上記のような準備をしたうえで、PR会社の担当者と相談しましょう。
●Q:PR会社との初回商談では何を確認すべきですか?
◯A:担当者の経験値や実績はもちろん、自社のためにどのようなチーム体制を組んでくれるのかを確認することが重要です。また、業界課題への理解度や、自社の目的に合った切り口やアイデアの引き出しをどれくらい持っているかも見極めましょう。
●Q:PR会社の提案書ではどこを見るべきですか?
◯A:自社のために考え抜かれた具体的な施策案やアイデアがあるかを確認しましょう。また、それを実行するための現実的なスケジュールと体制になっているかもチェックポイントです。「必ずTVに出せます」といった根拠のない言葉を並べる提案には注意してください。
●Q:PR会社に依頼してから成果が出るまで、どれくらいかかりますか?
◯A:初期の戦略立案やプレスリリース配信などで3か月程度、継続的なメディア掲載や認知拡大の成果として現れるまでには6か月〜1年程度が最短の基準です。PRは一朝一夕で効果が出るものではないため、まずは1〜3年を見越し、中長期的な視点で取り組みましょう。
●Q:PR会社に依頼しても成果が出ないのはどんなケースですか?
◯A:主な原因はPR会社に任せっきりにしてしまうことや社内情報の共有不足、そして経営課題とPR目的のミスマッチです。PRを成功させるには、自社の強みや最新ニュースをタイムリーにPR会社へ共有したり、双方のKPI認識を擦り合わせたりと、こまめな連絡が欠かせません。
●Q:PR会社に依頼した場合の費用対効果はどう判断すればよいですか?
◯A:掲載件数や広告換算費だけで測るのではなく、問い合わせ数やWebサイトトラフィックの増加、採用応募数の変化、ブランド想起率の向上など、目的に応じたKPIを設定して総合的に評価しましょう。ただし、PRにおいては定性的な成果がより重要です。数値だけで測ることはおすすめできません。
●Q:固定費を抑えてプロのPRノウハウを取り入れる方法はありますか?
◯A:PR会社との月額契約は大きな予算が必要なケースが多いため、実績豊富なフリーランスのPRプロ人材に業務委託で依頼する方法が有効です。たとえば当社が展開する「ココモンズ」のような人材サービスを活用すれば、固定費を抑えつつピンポイントで必要なプロの知見を取り入れることが可能です。
●Q:業務委託を活用すると自社にノウハウは残りますか?
◯A:ノウハウを残したい旨を伝えることで、外部のプロ人材から社内メンバーにノウハウを共有し、社内に蓄積されるよう進行することができます。ただし、ノウハウ共有をNGとしているPRサービスやプロ人材も少なくありません。また、共有可能な範囲については個別の相談が必要です。
●Q:信頼できる業務委託の広報・PRプロ人材と出会うにはどうすればよいですか?
◯A:広報・PRのプロ人材に特化したプラットフォーム「ココモンズ」へぜひご相談ください。お客さまの業界や現在抱えている課題に合わせて最適なプロを厳選してマッチングするため、確実で効率的な広報・PR体制をスムーズに構築できます。
●Q:契約前に確認しておくべきことはありますか?
◯A:依頼する業務範囲の明確化をはじめ、レポーティングの頻度やKPIの設定基準を確認しておきましょう。また、中途解約に関する条件もあらかじめ双方で合意しておくことが大切です。

