PR会社に任せても成果が出ない!?外注前に知っておきたい失敗するケースと成功のコツを解説


PR会社に広報・PRを依頼したのに、思うような成果が出ないという経験をお持ちの担当者も少なくないはずです。しかし、その原因はPR会社の力量だけにあるとは限りません。
PRの外注は依頼前の準備や発注後のかかわり方によって、得られる成果が大きく変わるものです。
本記事では、外注がうまくいかない会社に共通する原因を整理し、依頼前に社内で確認しておくべきことや成果につながるPR会社の選び方を解説します。
これからPR会社への依頼を検討している方にも、すでに依頼中で手応えを感じられていない方も、ぜひ参考にしてください。
●PR会社に任せているのに成果が出ないときの原因
実績や得意分野を確認せずにPR会社に依頼した
PR会社には、BtoB企業に強い会社、スタートアップの資金調達PRが得意な会社、採用広報やSNSに強い会社など、それぞれ得意分野があります。
「広報支援ができる」という点は共通していても、自社の業界や課題との相性が良いとは限りません。
例えば、消費者向け商材のPRに強い会社にBtoBサービスのPRを依頼した場合、メディア選定や切り口の方向性が合わず、期待した成果につながりにくい場合があります。
「対応可能である」ことと「得意分野である」ことは異なります。PR会社を選ぶ際は、過去の実績や支援事例を確認し、自社と近い業界や課題での経験・実績があるかを事前に確認することが大切です。
価格だけで判断した
「できるだけ費用を抑えたい」と考え、価格だけでPR会社を選んでしまうケースも少なくありません。
もちろん、予算は重要な判断基準です。しかし、価格が安い場合には、対応範囲が限定されていたり、十分な戦略設計の時間が確保されていなかったりする可能性もあります。
広報・PRは対応範囲が広いため、プレスリリースを1本書く・記者発表会にメディアを誘致するなど限定的な内容ごとに、抑えた費用で依頼できるサービスもあります。しかしその場合、なぜその情報を発信するのか・どのメディアに届けるべきかという全体的な戦略への理解が不足し、結果として成果につながりにくくなります。
広報・PRは、戦略と実行が一体になって初めて成果につながります。費用の高い・安いだけでなく、費用内に何が含まれているのか、どこまで支援してもらえるのかを確認することが重要です。
自社からの情報提供が少ない
PR会社は外部パートナーであるため、社内の情報をすべて把握しているわけではありません。
新しい取り組みや開発の背景、経営者の考え方、現場で起きている変化などの情報共有が不足すると、どうしても表面的な発信になってしまい、ファンづくりやブランディングの浸透は難しいでしょう。
広報で成果を出している企業ほど、定例会議以外でも積極的に情報共有を行っています。
「こんなことはニュースにならないだろう」と思うような情報が、実はメディアにとって魅力的なテーマになることも少なくありません。
PR会社を単なる発注先として扱うのではなく、経営や事業を理解してもらう伴走パートナーとして関わることが重要です。
短期での結果を求めすぎている
広報・PRは広告のように、予算を投下すればすぐに成果が出るものではありません。
企業の認知向上やブランド形成、信頼獲得には一定の時間が必要です。
特にメディアリレーションや企業ブランディングは、数か月から数年単位で積み重ねていく活動です。
短期間で目に見える成果が出ないからといって施策を止めてしまうと、それまでの活動がリセットされてしまいます。
広報・PR活動は最低でも6か月から1年程度、基本的には3年程度の視点で取り組むことが、成功につなげるポイントです。
優先順位をつけられていない
「認知を上げたい」「採用も強化したい」「問い合わせも増やしたい」と、PR会社への要望は様々です。
しかし、それらを全て同時に求めても、施策の優先順位が定まりません。
結果として、目的や指標が散漫になり、どの施策も中途半端なまま成果を実感しにくくなってしまいます。
まずは、「何を最優先で実現したいのか」を明確にすることが大切です。
目的が明確になれば、KPIや施策の方向性やターゲットも定まり、PR会社との連携もスムーズになります。
コミュニケーションが不足している
PR会社へ依頼を「外注」ととらえ、あとは全てお任せという状態になってしまう企業もあります。
しかし、広報・PRは市場環境や社会情勢、企業の状況を見ながら柔軟に戦略を見直す必要も多くあります。
そのため、定期的なコミュニケーションは欠かせません。
進捗確認だけではなく、事業の変化や新しい情報、今後の方向性について話し合う機会を多く持つことで、より効果的で、期待通りの結果が出る施策立案につながります。
外部パートナーであるからこそ、密なコミュニケーションを意識することが重要です。
プロであるPR会社の判断を尊重できていない
PR会社は、さまざまな業界や企業の支援を通じて、多くの成功事例や失敗事例を見てきた経験則があります。
そのため、PR会社からの提案内容が自社の感覚と異なる場合でも、まずは耳を傾けてみることが大切です。
多くの成功事例を出してきたプロの視点を尊重し、中長期的な成果を見据えて取り組む姿勢が、結果として成果への近道になります。
●PR会社への外注前に整理しておくべきこと

自社の強みや提供価値
自社が選ばれる理由や競合との違いを整理しておくことで、発信すべき軸が明確になります。
自社のフェーズと課題
認知拡大なのか、採用強化なのか、事業成長フェーズによって必要なPR施策は変わります。
ターゲット像
誰に何を届けたいのかを明確にすることで、発信内容やメディア選定の精度が高まります。
発信できるネタ
新商品やサービスだけでなく、創業ストーリーや社員の取り組み、社会課題への挑戦なども重要な発信材料になります。
予算
どこまでを外注し、どこを自社で担うのかを整理するためにも、予算感を事前に決めておくことが重要です。
●成功するためのPR会社の選び方
自社の業界や課題に近い実績があるか
過去の支援実績を確認し、自社と似た課題の解決経験があるか、またその分野を得意領域とするPRプランナーが在籍しているかを確認しましょう。
戦略から実行まで一貫して対応できるか
「点」であるプレスリリース配信やメディア誘致だけでなく、体制構築や戦略設計から伴走し「線」のプランニングをしてくれるPR会社の方が成果につながりやすい傾向があります。
担当PRプランナーに論理的で成果を見据えられる提案力があるか
「なぜその施策を行うのか」「何を目的としてこの発信を行うのか」を論理的に説明できるプランナーが担当者であるかどうかは非常に重要です。提案に対して納得感が得られない場合は、社内からの協力体制も構築しづらくなってしまいます。
コミュニケーションのスタイル(担当者との相性は合うか)
細かくコミュニケーションを重ねながら中長期にわたって伴走するためには、相談しやすさや価値観の相性も大切な判断基準です。担当者のキャラクターだけでなく、スピード感や連絡頻度についてストレスなく進行できるかどうかも重視しましょう。
価格の内訳と対応範囲に納得できるか
コストが低いことを優先するのではなく、何に対して費用が発生するのか、どこまで支援を受けられるのかを確認したうえで判断しましょう。
●実績豊富なPR会社やプロ人材に相談しよう

PR会社への依頼で成果を出すためには、自社の課題や目的を整理し、それに合ったパートナーを選ぶことが何より重要です。
また、外注したら終わりではなく、情報共有やコミュニケーションを重ねながら二人三脚で取り組むことで、広報活動の成果は大きく変わります。
ココモンズには、様々な業界や課題に対して実績豊富な広報・PRのプロ人材が900名以上在籍しています。企業のフェーズや課題に応じて最適な人材と出会えるため、「どのPR会社を選べばよいかわからない」「今の広報活動に課題を感じている」という方も安心して相談できます。
広報・PRを成功につなげたい方は、ぜひ一度ココモンズへご相談ください。


